死ぬまでにしたい10のこと

レオンが天国に逝き少し考えた・・・・・

前にハードディスクに録画してあった映画、【死ぬまでにしたい10のこと】を見ようと昨夜思い立った




暗い映画なのは知っていたので、なかなか見る勇気が無く半年も経っての鑑賞となります。

同じスタッフ撮られた、【あなたになら言える秘密のこと】はすでに見ていて、なかなかの暗さに僕もノックアウトされたのを覚えている。もちろん泣きました

今回死をテーマにした映画なんて見るのは本当に久しぶり

映画は深夜の大学のシーンから始まります

主人公アンは若く美しい深夜の清掃員、ダイエットマニアの友人と楽しげに清掃を行っている

友人と別れ、ホテルの深夜勤務の母親を迎えに行く所から、映画のトーンが一気に落ちる・・・・・

母親は世の中を恨んでいて、自分が世界で一番の不幸を背負っているように怒りや苛立ちを撒き散らしている。

主人公アンは母親と別れ、自分の家へ・・・・・これがまたトレーラー暮らし（アメリカの貧乏の象徴）

自宅には無職の旦那と、可愛い娘2人

旦那との出会いは１７歳コンサートで出会った　感極まって泣いているアンをみつけた旦那ドンは涙を拭いてあげるためにハンカチを探すが無い・・・・でもアンになんかしてあげたい一身で、Ｔシャツを脱ぎアンの涙を拭いてあげのがきっかけ
アンのファーストキスで、二人はそのまま結ばれる

アンは初めてのキスの相手と結婚をし、子供を授かる

失業中の旦那はアンを愛し、子供も愛している・・・・・ただ仕事が無く貧乏なだけで、やさしい男なのです。

ある日台所でアンは突然の腹痛に襲われ病院での検査をすることに
トンプソン先生と横並びですわり、ガンで余命２ヶ月と告知される

このトンプソン先生が優しい！ここで僕はまず泣く（トンプソン先生とのアメちゃんのくだり良かったな～）

アンは深夜のダイナーで自分のやるべきことをノートに書き出すのです

（死ぬまでにすること）

・娘たちに毎日「愛してる」と言う。
・娘たちの気に入る新しいママを見つける。
・娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。
・家族でビーチに行く。
・好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
・思っていることを話す。
・夫以外の人とつきあってみる。
・誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する。
・刑務所にいるパパに会いに行く。
・爪とヘアスタイルを変える。

ここでまたまた僕は泣く

不幸のズンドコと想像しがちですが、実は幸せなのです。
旦那は優しいし、子供は可愛いただ貧乏で淡々としているだけ

上記の10項目をこなしていく過程でアンの人生がイキイキとしだす

娘達にメッセージをテープに録音しているシーンには、僕号泣

最後に隣に引っ越してきた女性アンを自宅に招き、子供達がアンになつき、旦那ドンと談笑しているシーンで主人公アンが、私の居ない世界を見ている様とつぶやく

旦那以外との恋に落ちた男性リーに残したメッセージが流れ

主人公アンと関わった人たちの生活が映し出されていく

現実なのか？アンの夢なのか？

映画は終わります・・・・・・・・

あまり逸話やくだりを入れると２号に怒られるのでこれぐらいにしときます。

観てください