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少し破れた赤いテントに餃子とラーメンの文字。
店の前に車を止め扉を見ると広告の紙の裏側に手作り餃子とラーメンがお勧めです。とマジックで書いてある。
う~ん こういうお店は一か八かやな~ と悩んでいると目に飛び込んできたのは”営業中”と書かれた木の札だ。
よ~く見ると営業中の文字の右上にこれまたマジックで何やら書き足してある!
”死ぬ気で営業中”と・・・
これはいっとかなあかんでしょ!
死ぬ気で出される料理に興味深々!!!
アルミサッシの引き戸を開け中に入ると昼時間も過ぎたためかお爺ちゃんとお婆ちゃん二人がテーブルでお茶をすすってテレビを見ている。
ん?店員さんは・・・?と思いながら店内のメニューを見ると。。。
ラーメン
餃子
チャーシューメン
え!中華屋じゃなくてラーメンだけ?と壁に張られたこれまた広告の裏に書かれたメニューの紙を見て驚いていると少し離れて
エビ天ぷら定食
唐揚げ定食
の二つが書かれていた。
ん~と悩みながら店員さんは何処?と思っていると、テレビに夢中だったお婆ちゃんが僕に気づいて
あ!ごめんなさいね。 そのテーブルに座って!と・・・
え!このお婆ちゃんがやってるの?(見た目80歳くらい)
つられてお爺ちゃんが”よっこいしょ”と立ち上がり何しましょ? なんでも出来ますよ!ヒョッヒョッヒョッヒョと変な笑い声(見た目アラエイティー)
ちょっとビックリしながらも、この年まで積み重ね厳選されたメニューが此処にあるわけだから、これは唐揚げ行っとこうと思い注文すると、無駄に広い厨房にオジーオバボーンがあわただしく動き出した。
僕は物凄く不安な気持ちとパラダイス発見かもーという期待の中、置いてあるマンガを見ると”美味しんぼ”がある!
はっは~ん なるほどこれで研究してるわけね!と思いながらその中の一巻を読みだした。
厨房では、あれ?とか ちゃうちゃうとか、そんなん出すな!とか夫婦の連係プレーが続いているのだが、その言葉を聞くたびに不安と吹き出しそうになるのを堪えて料理を待った。
マンガを半分ほど読み終えた時に、そろそろかな?と思っていると、ようやく鶏肉を油に入れる処のようだ。
しかーし、油に入れたであろう瞬間にいつも聞こえるはずの油の跳ねる音がしない!
オバーの”あ!”という声が聞こえたと思ったら火の付くボッ!という音が聞こえた。
まぁ、これもテクニックの一つ 冷間揚げなんだろうと納得し、マンガを読み続ける。
そういえば昔、唐揚げと言えば骨付きだったのに最近は骨付きって見ないなぁ~
骨付きのほうが美味しいのに!もしかして、ここは骨付きかも?と自らを奮い立たせ料理に無理やり期待させた。
マンガも読み終わり、流石にもう一冊行く気にもなれないなと思っていたらオバーがご飯を持ってきた!
その量が大きな丼鉢に山盛り!
僕が おばちゃんに これは多いよ~と言うと 若いのに遠慮したらあかんあかんと譲らない。(もう40歳超えてるんですけど)
で、湯気の立つご飯を前に一向に唐揚げは出てこない。
ご飯の湯気が無くなり、ご飯の表面に氷河期がおとづれようとした時に唐揚げ登場!
しかし、量が半端なく多い!
多分500g以上ありそうな量だ。
まずは一つ頬張ると、肉汁が飛び出し滅茶苦茶ジューシーだ!
おおお!と思っていると肉汁ではなく油だった。
まぁまぁ まずくはないのでご飯と一緒にとにかくかき込むと、今度はラーメン鉢が出てきてスープですとのこと。
中見ると、麺無しだが、野菜山盛りのバカでかい野菜スープ。
多分4人家族の夕食相当の量が僕一人のテーブルの前に並べられた。
気分は・・・そう カトマンズから見たエベレストと言ったところか!
もう寡黙に一歩一歩踏みしめて行くしかない。
しかし、6合目あたりでこれはどうにもならない!
メーデーメーデー
メディーック! メディーック!
おばちゃんに、残してごめん 僕は駄目な明日やろう馬鹿野郎でした。とお詫びをしておばちゃんの手に800円渡し、戦場を後にした。
打ちのめされた感たっぷりでお店の札を見ると
死ぬ気で営業中の札が風に揺れていた。
八尾の六反にある赤テントの中華屋が大きく見えた。
携帯忘れて写真撮れなかった・・・リベンジは・・・多分無い。(すまん!)
リベンジ無しですかぁ~? おもしろそうやないですか!!
返信削除面白いんやけど・・・
返信削除正直 美味しくないかも・・・
スープも後味が石鹸の香りがしたり・・・
う~ん 行く?(爆)