BMW K1200S/R パワー測定結果

上のグラフが昨日の結果です。
赤がＫ１２００Ｓ　フルエキ
緑がＫ１２００Ｓ　スリップオン
青がＫ１２００Ｒ　フルエキ

面白いのはＫＲは低速トルクを稼ぐ為にエアクリーナーの数を減らし吸気口面積をＳの半分にしたなんて事がＢＭＷのサイトに書かれていますが、まったくもってそんな事はありません。
むしろ、トルクで勝る部分は全く無かったのです。
緑の純正エキマニも集合方法がフルエキと違いますが、流石に純正　Ａ／Ｆは非常に安定しています。
が！それでも常用するであろう4000~8000ｒｐｍのほとんどにおいて14.5~14.0付近にいるという事は触媒の温度の問題なんでしょうね。
この回転域でほんの少し燃料入れてやれば大幅にトルクもパワーも上がるでしょう。
エキマニ入れると3500ｒｐｍ~5000ｒｐｍで確かにパワーの落ち込みが有りますが、そこの燃料が濃い傾向になっているのはエキマニの共振ポイントで排ガスが出にくいんでしょうね～
ここで、Ｇｒｉｐ大西のマフラーみたいに高回転で影響しない容量のチャンバーをエキマニに付けて共振点をずらせてやればここのトルクは取り返せるでしょう。
それよりも8000ｒｐｍ以上の空燃比のズレは酷い。
ここを少し絞るか吸入空気量を少し増やしてやるだけでパワーはもっと出せると思います。
さらに6500ｒｐｍから7500ｒｐｍの薄さも改善の余地ありです。
流石ＢＭＷと思えるのは空燃比が13の後半で最もトルクが出るであろうと予想させるこの結果そのものです。
それだけ燃焼効率が良いのでしょうね。
もちろん国産のＳＳもこれくらいのレベルだと思いますが。
とりあえず補機類で修正できるところまで色々試して最高のＫ１２００Ｒにして見ます！

こうご期待！！