2010年9月30日木曜日

名ボクサー 名勝負

私3号はボクシングも大好き好きっ子です。

名シリーズで是非紹介したいのが名ボクサー 名勝負です。

まず、やはりモハメド・アリです まさにレジェンドです。



あまりにも有名な写真です
リストンどうだ!と叫んでいるクレイ


そのモハメド・アリの好敵手・ライバルは沢山いるのですが、僕のお勧めはジョー・フレジャーです



強そうでしょ

モハメド・アリはローマオリンピック 金メダリスト
ジョー・フレジャーは東京オリンピック 金メダリスト

ボクシングスタイルは対照的で、有名なモハメド・アリは皆さんご存知の、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と評されるボクサータイプ!

ジョー・フレジャーは。「スモーキン・ジョー」と称される機関車のような突進力とスタミナを備え、リズミカルに上体を揺すり、相手の攻撃を避けながらクラウチングスタイルから強烈なボディブローを叩き込むバリバリのファイタータイプ!

モハメド・アリはベトナム戦争への徴兵を拒否したことから無敗のままヘビー級王座を剥奪され、3年7か月間ブランクを作った

この3年7か月のアリのブランクの期間にチャンビオンに就いたのがジョー・フレジャーです。

モハメド・アリのボクシングライセンスが再発行された瞬間から、世は対戦を強く望むのは間違いない!(古い?)

1971年3月8日に一度目の対戦となります
激闘です アリが高速のジャブでアウトボクシングを展開しようとしているのを、フレジャーは高速ジャブを額で受けながら前進・前進まさに機関車です




15回判定でジョー・フレジャーが勝つのです!
アリは初めての敗北 最高と称されるボクサーを泥臭いボクシングのフレジャーが打ち負かしたのです!

しかしフレジャーはこの後ジョージ・フォアマンに子供扱いで敗北、試合にならないぐらいボロ負けをします

1974年1月28日に2度目の対戦でノンタイトル戦 リマッチです
激闘・激闘 初戦とまったく同じ展開ですが、僅差でアリの勝利!

評論家達は、アリは殺される!激戦を繰り広げたフレジャーを簡単に倒したフォアマンに勝てるはずが無いと言われた対戦をアリは下馬評を覆し、フォアマンにキンシャシャの奇跡と称される試合でチャンピオンに!


1975年10月1日に3度目の対戦 今度はアリがチャンピオンでフレジャーが挑戦者 ラバーマッチです。
激闘なんて簡単な言葉では表現でない!
殺し合いです
フレジャー陣営は、14回終了後、本人は戦う意欲を持っていたものの、セコンド陣はこれ以上戦わせると生命の危険があると判断し、トレーナーがフレージャーの目が見えなくなっていることを、目の前に差し出した指の本数を確認させている!

一方アリ陣営も同じです。トレーナーのアルジェロ・ダンディーがアリが壊れる!今すぐ試合を止めるんだ!とマネージャーに詰め寄っている状態

アリ陣営が試合を止めるか否かの喧嘩をしている時に!

レフリーからフレジャーの棄権が伝えられた

14回TKOでアリの勝利です

アリもフレジャーのボクシングスタイルに合わせるのでは無く、自分のスタイルがあるのに、意地になるのでしょう!
アリもフレジャーじゃ無いとだめだったんでしょう
フレジャーもアリじゃ無いとだめ、まさに宿命のライバルです

この試合を境にアリのスピードは無くなります
間違いなく、フレジャーとのラバーマッチの後、アリの体力・切れは下降線をたどり体がおかしくなっていく・・・・・


壮絶です

噂では対戦相手のパンチを被弾する事が、後年のパーキンソン病の遠因ではないかとする説がある。

勿論一番アリにパンチを打ち込んでいるのは、ジョー・フレジャーです。

アリはパーキンソン病
フレジャーは沢山の孫に囲まれ、今尚元気ハツラツです。

ボクサーとしてはアリが上だったかも知れませんが、幸せな人生を過ごしているのは、フレジャーかも知れません!

1 件のコメント:

  1. アリにフレジャー 素晴らしいライバルだからこそ、後世に伝わる伝説となるんでしょね。
    ライバル不在の王者って、悲しい。

    こんどDVD観てみます

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