2013年9月24日火曜日

旅に出る2013 最終日

無事に帰ってきました。3号が期待するアクシデントもなく・・・。

強いて言えば、
①エンストしそう
②萎える電話が・・・

①は恐らく、オイル交換してないから。すっかり忘れてました。たぶん5,000kmは超えてます。
帰ったらついでに、点火プラグとブレーキパッドも替えよっと。
②は文中にて。
 

 

さてさて、前日の晩、ほろ酔い気分で翌日のルートを思案。このまま一般道で自宅方向に向かうか、この辺を満喫するか、はたまた群馬に行くか。

ツーリングマップルを見ると、面白いルートを発見。
尾瀬をぐるっと回ってくる352号線です。れっきとした酷道、いや国道です。地図を見ても、もうぐちゃぐちゃ。尾瀬周辺は、新潟、福島、群馬、栃木と4県が密集しており、新潟、福島から群馬、栃木へは道がありません。それだけ険しいってこと。電卓で距離を計算すると約130km。朝早く起きて移行ということで、就寝。


あさ、6時起床。早速朝飯食って、身支度して7時に出発。

昨日は真っ暗でどんなところか全くわかりませんでしたが。朝起きて宿の前の道路見たら、ええとこやん。


そら、快走できるわな。

只見から国道289号に入る。朝早いこともあってか、車はほとんど走ってません。

直線が続く道路に美しい川

ものすごく長い直線。北海道みたい~

この辺、冬は豪雪地帯です。路肩のポールの高い事。
身長以上あります。
 
 ちなみに、橋の欄干にあるポールは電柱の3分の2ぐらいの高さがあったりします。
国道289号から401号を経て、いよいよ酷道352号へ

夏が来~れば思い出す~、遥かなる尾瀬~、遠い空~♪

この標識があるところからは、1.5車線です。しかし路面の状態は非常に良い。一気に標高1450mまで上がります。

御池というところに到着、これより以南は車やバイクでは行けません。というか、県道1号というのがあるにはあるんですが、一般車は通行止めでバスに乗り換える必要があります。もちろん、1号の目的ではないのでパス。

御池はこんな感じ

さて、ここからが1号好みの道になります。

ええ味出してる、酷道
 
空気がうまい

この国道に路線バス。激しいわ。
 
 この橋ですが、福島と新潟の県境になります。工事中のせいか、県境の看板がありません。

ありがとう、福島県。
ただいま、新潟県。

と思いきや、ちょっと走ったらありました。新潟の。


ちょうどYouTubeにここからの動画がありましたのでご参考まで。
http://www.youtube.com/watch?v=RpD5XWGIAyE

ここから、有名な「洗い越し」がたくさん現れます。沢の水がそのまま道路に流れ込みます。

道路に川が!とてもきれいな水です
 
 この写真の山の真ん中あたりに白いのが横に走っているのが見えますが、これが国道352号です。こんなとこ走ってます。よくこんな道作ったなぁ。

あ、まだ雪が残ってる!

銀山平というところを過ぎたところから、「日本屈指の峠越えルート」とスーパーマップルに書いてあります。「これより先、転落死亡事故多発。初心者はシルバーラインの利用をお勧めします」の看板が。シルバーラインというのは殆どトンネルの道で安全に走れるそうですが、二輪通行止めです。二輪初心者は死ねってこと?

1号にとってうひょひょ~な道ですが、K1200Sではちと重すぎます。写真撮りたかったけどあまりに急坂なんで無理でした。

で、何とか魚沼市に到着。時間が無いので飯はコンビニでメロンパン。さて、どうするか。

①長野に抜けて長野道か
②上越に抜けて北陸道か
③関越道で群馬まで行くか

③は時間的に無理。①は往路だったので、できれば違う道をということで②に決定。あとはルート。
六日町に「魚沼スカイライン」なる道があるではないか。これを通って、後は国道353,405号っていったところか。

魚沼スカイラインと、名前は良いが、稜線をそのまま通るような1.5車線の道。

くねくねした細い道。ただ、酷道352ほどではない。

景色は最高!
 
と思いきや・・・。
 

通行止。いや~ん。

うーわ、めっちゃ黄昏るわ。たまたま出くわしたおっさんが話しかけてくる。

おっさん「あー残念やねー 」
1号「やっぱり無理ですかねぇ」
おっさん「無理やねー、歩いてきたけど土砂で完全に埋まってて歩くんで精一杯よ」
1号「そうですか・・・」
おっさん「ところで、ええバイクのってるねー」
1号「ええ、まぁ」
おっさん「え、大阪から一人で?どこ行くん」
1号「まぁ、あてもなく、ふらふらと」
おっさん「それにしても、大阪から来てわざわざこの道選ぶなんて、なかなかやねぇ」
1号「通り道にきめましたんで」
おっさん「けど、実はこの先からがすごくいいんよねー。」
1号「残念です(大きなお世話じゃ)。」
おっさん「ほかにもいいとこあるよ。なんなら今から案内しよか?」
1号「すんません。もう時間がないんで(いらんって)」
おっさん「地図見せて~、ほらここ・・・」
1号「はぁ(うう、時間が・・・)」

※ちょっと誇張しすぎました。ほんま、いいおっさんでした。
てなときに、タイミングよく?電話がなりました。

1号「あ、電話。すみません。ありがとうございます」
おっさん「気をつけてね~」
1号「もしもし」
住林「住友林業です」
1号「あーこんにちは」
住林「熊取の家売れましたよ~」
1号「ひょえ~」

通行止めで黄昏ている中、これからの段取りとか電話で決めました。実は売れたといっても残債が多く(売れた金額より、住宅ローンの残金の方が上)、現金を積まなければなりません。なので、覚悟はしていましたが、一気にテンションダウン。

通行止めを引き返すも、もう家のことで頭いっぱい。ツーリング、もう、どおでもええわ~。

てなことに、ナビの「自宅」ボタンに手が行く。

国道253号をそのまま西へ(結構この道よかったりして)。

上越インター。さよなら新潟。

高速では、また何か起こったら嫌なんで、ハイスピードな囮(おとり)を見つけて、数百メートル後ろを走行。彦根から大渋滞、京滋バイパスも大渋滞。

門真ICを下りて信号で止まると・・・

エンスト

あれれ、

次の信号でも・・・

うぉぉ、エンジン止まる(慌ててスロットルを回す)


東大阪到着~


はぁ~。

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