2010年11月29日月曜日

冬の公衆便所にて

僕の良く見るWEBサイトにあるお話が載っていた。
久しぶりに面白い話だったので、無断転載しちゃいます。

あ、題名から連想出来る通り 下ネタです(笑)

*****以下転載*****

仕事で得意先に向かう。時間はかなり押している。

尿意を催す。最近はどこででも立ちションなどできない。通報されてしまう。

とりあえず公園を探し大慌てで車を停める。

あまりにも我慢しすぎて、なかなか出てこない。

「何しとんねん!」

チョロチョロとしか出ない小便に檄を飛ばす。

ここで、ハッと気付く。「ウンコも出てこようとしている!」

しかし、時間的にウンコをしている余裕など全く無い。

この中々出てこようとはしない小便タイムすら致命的なロスなのだ。

「戻れっ!オマエは出てくるな!」

下腹と肛門に力を入れてウンコを押し戻す。

するとチョロチョロと出かけていた小便までストップがかかる。

「いやいやいや、オマエは出てきていいんだよ」

膀胱の方の力を緩めるや否や、その機に乗じてウンコが再び下降してきた。

「ええかげんにしとけよ。オマエは後やと言うとるやろがぁっ」

膀胱は冬の寒いトイレ内でパンパンになっているというのに、ウンコとの押し問答で、完全に放水の勢いを失ってしまった。凄まじき板ばさみ。

「おぅ、そうだ。昔なにかの権威ある本で読んだことがあるぞ。人体は直立のままウンコをすることは不可能である、と」

その言葉を信じ、体中の力を抜く。小便を導き出し、かがまず直立さえ保っておれば、事は収まるのだ。

するとどうだ。ウンコは今、確実に下界にでようとした。直立なのに、だ。ストッパーを外したままならば、恐らくスプリンクラーの如くパンツ内に撒き散らしそうな勢いが感じられた。

「どこの学者か知らんが、ウソばっかりやんけ!」

肛門付近の肉が温かい。屁の温度? まさか少しコンニチワハしてしまったとでも言うのか?

それは言うならば「宇宙戦艦ヤマト」の艦首派動砲にガミラス軍のドリルミサイルが突っ込んだビジュアルと言えばお分かりか。茶色の。

押し戻す。チョロチョロでる。激しい攻防戦。膠着のせめぎ合い。

「尻の肉に身がついたか? 大の方に入ってトイレットペーパーで拭いた方がいいか? いいや、時間がない」

およそ5分に及ぶ戦いはチャックを上げることで決着を見せた。

得意先に着く。暖房の効いたオフィス内に入る。

「なんだかキナ臭ぇニオイが、こっちにまで漂ってきたぜ」

ここで車田正美の「リングにかけろ」のキャラクター、志那虎 一城(しなとら かずき)の合いの手を引用したところで、一体何人がわかるというのか。

テロ級の異臭騒ぎ。早く帰りたい。12月は忙しい。

1 件のコメント:

  1. おいおい!
    僕の心の声を聞いたの?

    僕も弱腸会、会員ですが、やってしまう時はまさにこの状態です。

    えいっ!やっ!と決断した時に後悔がぁぁぁぁぁぁぁぁ

    100%でました・・・・・・・

    返信削除