パウンドフォーパウンド

【パウンドフォーパウンド】ＰＦＰ
ボクシングや総合格闘技、キックボクシングなどの格闘技の世界で、仮に体重差がなかった場合に最強と目されるチャンピオンに与えられる称号、もしくはそのような選手を考える思考法のこと。

フライ級の選手と、ヘビー級の選手が戦う事などありえないのが現実

そこで、評論家やボクシングファンがもし体格差が無かったら・・・・・上記思想で最強は誰だ！なんて良く考えます。

先日、空位のWBC世界スーパーウェルター級タイトルをアントニオ・マルガリートと争い、12ラウンド判定勝ちでオスカー・デラホーヤに次ぐ6階級制覇を達成！マニー・パッキャオはアジア人ボクサーとして初の6階級制覇を達成したスーパースターです。

ここ数年マニー・パッキャオがＰＦＰだと言われています。



大阪府東大阪市上小阪一のボクシングファンの僕も異存ございません！

フライ級からスタートしたパッキャオは、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級、ライト級、ウェルター、スーパーウェルター級で計6階級のメジャー世界タイトルを獲得してきたが、その他にもフェザー級とスーパーライト級で最強と目された王者に圧勝しているため、これらの2階級を加えて海外メディアでは8階級制覇王者として評価・紹介されることが多い

ボクシングの常識を覆した男です！

マルコ・アントニオ・バレラやエリックモラレスとの激戦
リマッチ・ラバーマッチもやるやる！タイトルよりビックマッチを優先し、記録なんてなんの興味も無いのがまたカッコイイ！

当時は大物喰いの意味から、パックマンと呼ばれていたが、今や世界一大金を稼ぐボクサーになった

なんとファイトマネーは１試合２０００万ドル

２０００万ドルって当時日本円95円として日本円に直したら・・・・・19億？

誰もがパッキャオと試合を行いたい！

アメリカは解りやすい国です！ある意味平等な国なのです！
どんなに強くても！魅力的なボクシングをしても日本では絶対人気は出ない！
※過去の優秀な輸入ボクサーで人気が出なかった
ユーリ海老原（ユーリ・アルバチャコフ）
オルズベック・ナザロフ
ルイシト小泉（ルイシト・エスピノサ）などなど


フィリピン人ボクサーが世界一稼げるボクサーになったのは、主戦場をアメリカに移したのが最大の原因
受け入れるアメリカの懐の深さに感心
受け入れない日本の懐の浅さに失望です

ルイシト・エスピノサなんて良いボクサーだったけどな～・・・・・あっ！奇しくもフィリビン人やった


スーパースター　オスカー・デ・ラ・ホーヤとの試合ではフィリピン国内の視聴率は９８％に達し、アメリカ国内の興行収入は、７０００万ドルにのぼったそうです（アメリカ最大の金融危機真っ只中の出来事）



その他パッキャオ伝説
1、ボクサーとして成功する前は建設作業員をやっていた。

2、北京オリンピックの開会式では、オリンピック不出場にもかかわらず、フィリピン選手団の旗手を務めた。

3、ミンダナオ島ではフィリピン国軍とイスラーム反政府組織による紛争が起きているが、パッキャオの試合が行われる度に「皆でパッキャオを応援するべきだ」という理由で双方が戦闘を見合わせて、テレビの前でパッキャオを応援していることが話題になった

4、パッキャオは祖国フィリピンの国民的英雄であり、グロリア・アロヨ大統領とも仲が良い。2008年12月にはフィリピンのアティエンザ環境天然資源相が2009年度予算の上院審議をすっぽかして、パッキャオの対デラホーヤ戦の応援に駆けつけた。アティエンザは「パッキャオ選手の応援は予算と同じくらい重要だ」と答弁をして話題になった

などなど


大沢親分が生きていたら、間違いなく天晴れとおっしゃったでしょう！

最後にレコードも出しています・・・・・・・

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この画像のように、パッキャオは何処を見ているのでしょう・・・・・