先日の事。
スーパーで「生パスタ」が売っていたので、これは試にと買ってみました。翌日、さぁ食べようかと見たところ、賞味期限が1週間以上過ぎていました。やられた・・・。
買ったところが離れたところだったので、諦めました。350円もしたのに、くやじ~!!!
しかし「生パスタ」の響きはこの後も続きます。
生パスタ食いて~、食いて~よ~。。。。
ついに、「パスタ、作ってみようか・・・」ということでネットで物色すると、意外と簡単そうに書いてるではありませんか!ということで、パスタを作ってみることにしました。ついでにミートソースも作ろうということで食材探しへ。
ところで、パスタ用の小麦は「セモリナ粉」というものを使う(1号はなぜか「サリエリ?」としか覚えられない)んですが、こんなもの近所のスーパーにはありません。調べると「強力粉」で代用できるそうな。
まずは、ミートソースの部
合挽きミンチ
たまねぎ
にんじん
セロリ
マッシュルーム
トマトホール
にんにく
ブラックペッパー
バジル
パセリ
ナツメッグ
ローズマリー
オレガノ
塩
オリーブオイル
量は秘密、というか、ええ加減なので説明できません。
たまねぎはみじん切りにして30分ぐらいかけて中火~弱火で炒めます。あめ色になり、最初の量の4分の1以下になります。その後一旦たまねぎを上げて、塩、コショウ、ナツメッグで味付けした挽肉を炒めます。その後みじん切りしたにんじんとセロリとにんにく、先ほどのたまねぎ、マッシュルームは丸ごと放り込みます。軽く炒めたら、トマトホールをぶち込み、ちょっと水分がすくないなぁと感じたら、水を少々加えます。そして、ブラックペッパー、バジル、パセリ、ナツメッグ、ローズマリー、オレガノを加えます。ローズマリーとオレガノは入れすぎると仁丹みたいな味になるので少量です。そして、煮込みます。1号は圧力鍋を使います。
できたら、塩加減を調整しながら完成させます。
さてさて、次はパスタです。こちらは初挑戦です。
強力粉
卵
塩
これだけです。
卵に塩を少々入れましてといたものを、徐々に強力粉と混ぜていきます。
うげっ、硬い。手がつる~。
とまぁ適当にこねこね・・・。
これをラップに包んで24時間以上寝かせます。
翌日は3号とモトラッド近くのラーメン屋に行ったのでパスタ作りはお休み。その次の日のトライです。
打ち粉用の薄力粉と麺棒、そして寝かせておいたパスタの生地です。
打ち粉を敷いて、生地を麺棒で伸ばしていきます。これが結構力仕事です。伸ばしても伸ばしても、弾力性が強くて戻るんですよね・・・。
しっかり伸ばしたら、裁断用に折りたたみます。くっつかないように打ち粉をしっかりまぶしておきます。
生八ツ橋みたい。
そして、いざ裁断・・・。これが難しいのなんの・・・。普通の包丁しか無いから、尚更です。
なんか、メンマみたいになってしまった・・・。
くっつかないよう、打ち粉を混ぜながらほぐしていきます。
ほぐして乾燥させます。剣先イカみたい。
今日のワインは「シグロ(赤)」。スペインのワインです。このワインに引かれたのは2006年と書いてあったからです。結構年数経ってますね。
色はちょっと濃い目。なかなかしっかりした味でした。
30分程度乾燥させたら、いよいよ茹でに入ります。塩は極力少なめにします。1号はパスタに塩味が付くのが嫌いです。
ん?中華麺?
うどんですか?これ。麺が浮いてるし~。
そういえば、何分茹でたらええんかな?ちょっと味見・・・。
・・・。
たぶん大丈夫そうなのでお湯を切り、オリーブオイルとブラックペッパー、バジルを加え、軽く炒めて皿に盛り、ミートソースをぶっかけ、粉チーズをふりふり、完成!!!
見た目はええ感じ。
さて、気になるお味は???
・・・。
・・・。
・・・・・・。
むむっ。
ぐわっ、ぶ、ぶぶ。
なんか、笑いが止まりません。ミートソースは最高の出来、パスタは、明らかにパスタではなく、うどんでも、中華麺でもない、どちらかといえば、白玉団子?いや、食べたことの無い味。決してうまくは無いけど不味くも無い。次食べたくなることは無いけど、将来食べたら懐かしい味になるに違いない、不思議な麺の誕生です。
一応、完食。
・・・ミートソースは良かった。ソースの残りは市販のパスタで食べよっと!
生パスタの製作は、2号の得意とするところです。
返信削除強力粉で作ったというのは良い選択です。
いきなりデュラムセモリナで始めると、絶望感の嵐です。
そして、麺を伸ばすには綿棒ではまず無理だと思います。
とにかく弾力が凄いですから。
パスタマシンで薄ーく伸ばしてカットしてやると、抜群の麺が出来ます。
僕のレシピではデュラムセモリナと強力粉を半分づつで、そこにオリーブオイルを足します。
茹でるお湯には、乾麺茹でる時より塩を多めにしないと水分を吸ってしまい、ブヨブヨの麺になります。
1号は麺に塩味が着くのを嫌いますが、イタリア料理でパスタを茹でる時の塩加減を、海水の濃さと表現するのは、麺の水分量を増やさない為に塩分濃度を高めておくと言う意味が有ります。
浸透圧のバランスですね。
だから、麺に入れる塩は極少量の岩塩にして、茹で汁には海水塩を入れるのです。
塩分濃度が高いと、麺に水分は入りにくくなるので、麺に味が着くのが嫌なら、流水(お湯など)にさっとくぐらせれば、抜けます。
カッペリーになどは確かに麺に茹で汁がからみつくので、そうやって抜くそうです。
ちなみに、ミラノに出向で行った連中が言うのに、パスタビアンコという、何もソースの掛かっていない麺に削ったチーズだけが掛かったパスタがあるそうですが、その茹で汁が絶妙に旨いらしく、絶賛してました。
1号もパスタ道極めて、イタリヤ伊達男 イボ痔漏羅藻になってくださいね!
そうなんですよね・・・。
返信削除パスタマシーンは必須です。
pasta de udon
リタイヤ男になります。