2010年4月12日月曜日

KTM 整備

ブログネタが溜まりに溜まってきている2号です
皆さんこんにちは!
最近このブログを見て頂いてる方や、某雑誌のコラムを読んで頂いている方々から”見てますよ~”と声を掛けて頂くたびに、変なプレッシャーを感じる今日この頃です。
プレッシャーと言っても、真面目にしなきゃとかではなく、もっと面白いネタは?と探し回らねばといった類ですのでお気遣いなく・・・(気なんか使ってないって?)

K1200Rのパーツ開発で当分バイクが手元に無い事を良い事に、大自然を満喫するためにエンデューロに出たいと考えて(嫁さんへの建前?)提案したオフロード3馬鹿ひよこクラブですが、やっとというか3馬鹿のマシンが揃いました。

各自、装備品などまだまだ揃っていませんが、着々と北海道エンデューロへ向けて進んでいます。
実際にはバイク、装備品、ラリーに必要な改造などがまだまだあるので、レギュレーションに合わせた用意を考えると1年くらい掛ると思いますが、一つ一つ楽しみながら進めていきたいと思います。
資金的にも移動経費の捻出など有りますのでこの準備期間を利用して各自マイレージなどを溜めておきましょうね~(といっても1号は多分中華航空のマイレージとか溜めちゃうんだろうなぁ)


さて、最近工場が車で一杯だったのでKTMの整備が何一つ出来ていませんでした。
月曜の夜まで作業スペースを確保したので、細かい部分のチェックを兼ねて油脂類の交換を行いました。

先日1号のK1200Sの油脂類交換をやって、やっぱり人の整備した乗り物は信用できないなぁ~と感じた焦りからも有りますが(爆)

まずはオイル交換とフィルター類の交換です。
KTMはオイルパンの容量が1Lちょっとで非常に交換サイクルも短いのでエンデューロに出るとなると現場でのオイル交換も必要となります。
そこでマニュアルと見てみると・・・
え~バイク横倒しにしてフィルター交換する???

信じられませんが、確かに構造上こうしないと出来ません。
オールマグネシュウムエンジンという軽量化最先端のエンジン。作業をこういうやり方にすることによって、構造を簡素化したメーカーの姿勢にオフロードレーシングマシンメーカーの心意気を感じます。

しかし、このバイク格安で買ったからためらいなく出来るけど、新車で買った人は勇気いるやろなぁ~

で、抜いたオイル見たら・・・やっぱり車用エンジンオイル入れてたみたい。

バイクのエンジンオイルは実は車用とは違うんです。
車用のエンジンオイルはエンジンを潤滑、冷却するだけですが、バイクはそこに来てミッションとクラッチの潤滑冷却性能が問われます。
だから、ホームセンターなどの車用エンジンオイルをバイクに入れるとクラッチの摩耗が激しくなるという訳です。
しかも、バイク用と車用の両方をラインナップしてるオイル銘柄は意外と少ないのです。

KTMにはモチュール入れておきました。


さて、次はエンジンのチェックです。
取りあえず車載状態でバルブとロッカーアームのクリアランスを測定です。



測定すると基準値より狭いです。
多分ここ最近は定期的に測定調整されていなかったんでしょう。


エンジンは下ろしてオーバーホールしたいところですが、エンジンのOHパーツがまだアメリカから届いていません。
届き次第一度分解してきちんと整備したいと思います。

普段仕事では6気筒以上のエンジンばかりをチューニングしてると単気筒って本当に楽ですね~
なんとなく慣れてきたら一日でフルオーバーホール出来てしまいそう(笑)

土曜の夜はミニバイク耐久レースの緻密などんぶり勘定的参戦計画の会議がGRIP戦略室で行われましたが、今年は関東からMMT氏とNKB氏を招いて一緒に楽しもうという中マシンの段取りの話もそこそこに、関東男子にいかに楽しんで腹筋割れるくらいの爆笑をどうやれば出来るかが熱く語り明かされていました。


あ、そうそう 昨日奈良からの帰り途、阪奈の鉄塔ツアーロードチェックしましたが、防虫対策必要な草の茂具合でしたよ~

しかも、4駆の轍も発見!

1 件のコメント:

  1. 横に寝かせるということは、急なパンク修理でスタンドがいらないということですね。これはKTMのアピールなんでしょうかね? ある意味、うらやましいです・・・。

    ちなみに1号は、ヤフオクで個人的に作ったという簡易型スタンドを購入しました。不安定そうですが、携帯用なのでこんなもんかなぁ。あと、作業服を買うついでにグローブも買いました。なんか、安物は300円ぐらいからあるんですね。ここはケチらず、1000円出しました・・・。

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